Beauty / 2019.01.22
色素沈着が起こりやすい人は?美白治療の落とし穴を医師に聞いてみた
20代で顔にシミ!?美白治療に潜む落とし穴を医師に聞いてみた
10代の頃は平気だったのに、最近ちょっとお肌の状態が変わってきたかも?20代のシミ事情について美容皮膚科タカミクリニックの美容皮膚科医・山屋雅美先生先生に教えてもらいました。
20代女性にできやすい「シミ」って?
肌代謝が活発な10代は日焼けをしてもトラブル知らず。20代になっても、見た目や肌状態は10代の頃と大きな差を感じないため、「美白ケアはまだ大丈夫!」と思っている人も多いのでは?
でも実は20代から肌代謝は少しずつ下がり、知らないうちに老化の準備が始まっているんです。
とくに10代で日焼けをしていた人は要注意!紫外線を浴びて出てくるシミ(老斑)が20代で顔に表れることも……。また、小さい頃からソバカスがある人はUVケアを怠ると20代で濃くなってしまうケースもあるんです。
もし20代でシミができてしまったら?
美白コスメで解決できないシミがもし顔にできてしまったら。まずはクリニックへ足を運び自分の肌状態をプロの視点で診てもらいましょう。最近ではピッと一瞬でシミ治療ができるレーザーがフリーペーパーなどで紹介され、若い人にも人気ですが、考えなしに受けてしまうのはダメ。
「傷跡が残りやすい人」
「肌の色が濃い人」
このようなタイプはレーザー後に色素沈着が出てしまう可能性があります。また、紫外線が強い真夏にレーザーを行うと、ここでも色素沈着の危険性がありますので、必ず専門医と相談しましょう。
20代で初めて顔にシミができても焦らないことが大切。美白レーザーなどネット上で発信されている情報に惑わされず、自分の肌質を見極めた上で適切な施述を医師に診断してもらってくださいね。
教えてくれたのは……
美容皮膚科タカミクリニック
美容皮膚科医 山屋雅美先生
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Writer(Izumi Ogawa)