bis

bis

Beauty

Beauty / 2018.09.30

夏に日焼けしすぎちゃった人もまだ間に合う! プロが教えるUVダメージ回復法

夏の間、肌見せ服や水着を着たり、日焼け止めを塗るのを忘れたりと、ついついUV対策を怠ってしまったという方も多いのでは。季節の変わり目、紫外線を浴びたお肌に起こるトラブルと、その解決法を美容皮膚科・形成外科、アヴェニュー表参道クリニック院長、佐藤卓士先生に教えていただきました。

 

Q.夏に紫外線を浴びすぎたお肌は、季節の変わり目にどんなトラブルを起こしますか?

 

A.まずは日焼け、そしてシミに。将来的にはタルミやシワにも。

 

お肌は表面の「表皮」と深いところの「真皮」の二層構造になっています。紫外線が表皮に当たるとメラニンが増えてお肌が黒くなる、これがいわゆる日焼けです。日焼けを繰り返しメラニンが蓄積されるとシミが現れます。そして、お肌の深いところにある真皮に届いてしまった紫外線はコラーゲンを破壊します。コラーゲンが減ると肌にハリがなくなり、将来的にタルミやシワを引き起こす原因になります。

 

Q.日焼け、シミ、タルミやシワ……改善するためにはどうしたらいいですか?

 

A.ビタミンCをたくさん摂ってください!

 

日焼けは時間が経てば落ち着いてくることがほとんどですので、美白用のスキンケア製品などを使って落ち着くのを待ちましょう。日焼けした肌は乾燥しがちなので保湿も忘れずに。将来的にシミやタルミ、シワを引き起こしたくなかったら、積極的にビタミンC を摂ってください。ビタミンCにはメラニンを減らす美白効果とコラーゲンを増やす美肌効果があり、アセロラなどのフルーツ類や緑黄色野菜などに多く含まれます。クリニックではサプリメントを処方してくれる場合もあります。また紫外線のダメージを受けたお肌にはビタミンC誘導体配合の美容液やローションを塗りましょう。もちろんこれ以上、日焼けをしないということも大切です。秋であっても日焼け止めを塗るなど、油断せずUVケアを続けてください。

 

夏に焼きすぎた方も諦めないで! 未来のお肌のために、秋もUVケアを続けてみてください。

 

監修:皮膚科・形成外科 アヴェニュー表参道クリニック院長・医学博士/佐藤卓士先生

 

アヴェニュークリニック
表参道と六本木の2院を展開する美容皮膚科・形成外科。毛穴、シミ、シワなど、皮膚の悩みを医師の丁寧なカウンセリングのもと、医療レーザー治療や外科手術など、様々なアプローチで解決してくれます。

  • text・edit

    bis