Beauty / 2024.02.29
似合うシースルーバングのつくり方♡ 前髪カット&セットの方法をイラストで解説
シースルーバングとは、前髪の毛量が少なくおでこが透けて見えるスタイルです。アイドルやモデルがシースルーバングにしていることも多く、「可愛い」「垢抜けている」という印象を与えます。
一方で、「自分にシースルーバングが似合うかわからない」と考える人も多いはず。前髪をすきすぎて失敗したり、スタイリングができるか心配だったりと悩みもあるでしょう。
この記事では、シースルーバングが似合う人・似合わない人、セルフカット&スタイリングの方法を紹介します。
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シースルーバングってどんな髪型?
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シースルーバングとは、おでこが透けて見える前髪のことです。もともとは韓国で人気でしたが、日本でも注目を集めており、最近では定番の前髪のひとつとなりました。
重めの前髪と比較すると、軽さ・透け感があり垢抜けて見えることが魅力です。
シースルーバングが似合う人の特徴
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シースルーバングが似合うのは、このような人と言われています。
・髪質がやわらかめ
・顔型が卵形
髪質がやわらかめの人は、前髪に自然なふんわり感を出せるため似合うでしょう。卵形の顔の人は、シースルーバング以外のヘアスタイルも似合うことが特徴です。
「顔型が丸顔、面長、ベース型の人は、輪郭が強調されてシースルーバングが似合わない」と言われることがありますが、カットの方法次第で自分に合う前髪をつくれます。
輪郭が強調されるのが嫌な人は、サイドの髪で輪郭を隠したり、厚めのシースルーバングにしたりすることで、可愛くて垢抜けたスタイルになるでしょう。
シースルーバングが似合わない人はいる?
シースルーバングが似合わないのは、このような人と言われています。
・髪質が硬め
・メイクが濃いめ
髪質が硬めの場合、前髪がツンツンしてしまい、思うようなシースルーバングができないことも。しかし、前髪パーマをあてるなどしてふんわり感を出してあげると、自然な雰囲気になります。
シースルーバングは、透明感のあるメイクに似合いやすいことも特徴のひとつ。目元が濃いメイクだと、シースルーバングの透け感とミスマッチになってしまうことも。
シースルーバングで失敗しがちなポイントと解決策
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「シースルーバングにしてみたいけど、失敗が怖い」という人は多いはず。理想どおりのシースルーバングにならない原因はこちらです。
前髪をすきすぎる
前髪をすいて減らした結果、おでこが見えすぎて違和感が出てしまった……という失敗があります。
カットしたときは違和感がなくても、スタイリングすると予想以上におでこが見えてしまうパターンです。
セルフカットをするとき、または美容院でオーダーするときは、少しずつ前髪をカットするようにしましょう。少しずつ様子を見ながらカットをしていくことで、失敗を防ぎやすくなります。
前髪がうねる
可愛いシースルーバングに必要なのは、真っ直ぐな毛先やきれいなカール。癖でうねっているように見えると、垢抜けていない印象になります。
前髪がうねるのは、もともとの髪の癖以外にも、空気中やマスクによる湿気が原因といわれています。
真っ直ぐな前髪にしたいときは、コテやアイロンを使って整えたあとバーム、ワックスをつけましょう。カールさせたいときも同様です。
どうしてもうねりが直らないときは、縮毛矯正やストレートパーマをかけるのもおすすめです。
ベタベタ感・ペタッと感が出すぎる
ふんわり感や透け感を出したいのに、なぜかベタベタ・ペタッとした印象に見えるのは、湿気や顔の皮脂などが原因です。スタイリングしたときからベタベタしているのは、ワックスやバーム、オイルをつけすぎが原因かも。
セットして時間がたって前髪が崩れるときは、ベビーパウダー、または前髪用のパウダーを使ってケアしてみましょう。パウダーをつけて、コームで整えれば、セットしたときの前髪に近い状態へ戻ります。
また、できるだけ皮脂がつかないよう、あぶらとり紙でオフするのもおすすめです。
ギャル系・濃いめのメイクとは合わせづらい
「セットはばっちりなのに、シースルーバングがなぜか似合わない」というときは、メイクに原因があることも。
シースルーバングは、ギャル系や濃いめメイクよりも、ナチュラル系のメイクのほうが似合いやすいでしょう。
メイクとヘアスタイルがちぐはぐな印象があるときは、引き算メイクをしてみて。
自分の顔の形・雰囲気と似合わない
シースルーバングをすると、顔の輪郭が目立つ、自分の顔の雰囲気と似合わないと感じる人もいるかもしれません。
なんとなく似合わないと思っていても、セット方法、ヘアカラー、長さ、前髪の厚みを調整することで、自分に合うシースルーバングをつくれる可能性があります。
「シースルーバングが似合わないかも?」と思ったときは、美容師に相談してみましょう。
シースルーバングをつくる! 前髪セルフカットの方法
セルフカットをする前に、毛先がうねっているなど癖がついているときは、うまくカットができません。根元から水で濡らしてドライヤーで乾かしておきましょう。
1.髪をとかして前髪ブロッキング
♡ポイント♡毛束を引っ張って、上から見て三角になるようにブロッキング!
2.コームでとかしながら毛束を左右と中央の3つに分ける。
♡ポイント1♡中央にブロッキングした髪がシースルーバングになる部分
♡ポイント2♡前髪が長い人は、左右の束をピンやクリップでとめる
3.中央の毛束からカット。長さを調整したら、ハサミを縦にしてカットし毛先1cmの量を少なくする
左右の髪も中央の毛と同じ長さになるように整えながら、斜めにカットして完成!
♡ポイント♡前髪は引っ張らずに優しくはさんで切る
シースルーバングのスタイリング方法
シースルーバングがつくれる粗めのコームがあると、セットしやすくなります。
シースルーバングを美容院でオーダーするときのポイント
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セルフカットでシースルーバングをつくることもできますが、「失敗するのが怖い」「プロに任せたい!」という人は美容師に相談するのがおすすめ。
美容師にオーダーするときは、3つのポイントに注目してみて。
理想のシースルーバングの写真を見せる
長さや厚みなど、なりたいシースルーバングの写真を見せて美容師にオーダーすると、自分が理想とするスタイルに近づけられるでしょう。
言葉だけで伝えると、「思ったより短い・薄い」といった失敗につながることもあります。
カットする長さ・量は少しずつ調整してもらう
長さや薄さなど、納得する前髪にするためには、カットを任せっきりにするのではなく、少しずつ切ってもらって確認しましょう。
少し時間はかかるかもしれませんが、「ちょっとずつ切ってほしい」と美容師にあらかじめ伝えてみて。
自宅でのスタイリング方法を教えてもらう
カット終了後、セットをするかを聞かれます。そのとき、シースルーバングのスタイリング方法を教えてもらい、自分でもできるように覚えておくのがおすすめです。
何を使うか、どの手順で進めていくかを覚えておいて、自宅でも美容院と同じようにスタイリングできるようにチェックしましょう。
ヘアスタイル別♡ 可愛いシースルーバング6つ
ここでは、ヘアスタイル別のシースルーバングを紹介します。ショート・ミディアム・ロングなどレングス別で紹介しているので、自分に合うスタイルがあるかチェックしてみて。
ショートボブ×シースルーバング
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シースルーバングは、ショートヘア、ボブスタイルにもマッチします。
ボブにしたけど幼く見えて悩んでいる方でも、シースルーバングにすると、いつもより垢抜け感や大人っぽい雰囲気が出せます。
タンバルモリ×シースルーバング
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タンバルモリとは、韓国風のショートヘア、ボブのこと。韓国のアイドル、女優っぽい雰囲気にしたいときは、タンバルモリをオーダーしてみて。
タンバルモリとシースルーバングはどちらも韓国で流行りのスタイルです。
ヨシンモリ×シースルーバング
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ヨシンモリとは「女神ヘア」を意味する韓国語で、ゆるめの巻き髪スタイルです。
ボリュームがあり大きめのカールにするため、華やかで大人っぽさが出ます。シースルーバングにすると、さらに垢抜けたイメージになるため、思い切ってイメチェンしたい人にも向いています。
エギョモリ×シースルーバング
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エギョモリとは「愛嬌がある髪」を意味する韓国語で、顔まわりの毛を外巻きにして流すスタイルのこと。日本では「くびれヘア」といわれるスタイルです。
ガーリー、フェミニンなファッションにおすすめです。
ゆる巻きロング×シースルーバング
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シースルーバングは、毛先をゆるく巻いた簡単なヘアアレンジにも似合う前髪です。
時間がないときも、コテやヘアアイロンで毛先をゆるめに巻いて、前髪をスタイリングすれば完成。時短でおしゃれをしたい人に向いています。
暗めカラー×シースルーバング
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シースルーバングは、黒髪やダークカラーなど暗めのヘアカラーにもマッチする前髪です。
前髪はもちろん、髪全体のツヤ感が垢抜けのポイント。ヘアオイルなどをなじませてセットすれば、透明感のあるスタイルに仕上がります。
垢抜け感を出しやすいシースルーバングに挑戦してみよう
シースルーバングは、「難しい」「可愛い子しか似合わない」とためらう人もいますが、前髪の厚みや長さ、ヘアカラー、セット次第で自分に合うスタイルにできます。
最初から前髪をカットしすぎると、想像よりもおでこが透けて見えてしまうので、少しずつカットしていくのがおすすめ。
やや厚めのシースルーバングにカット、スタイリングをすれば、おでこが見えすぎなくなります。
セルフカットが苦手な人は、美容院で相談してみて。
Text_Ayumi