Beauty / 2023.03.09
毛量が多くてポニーテールが決まらない! すっきり毛先がまとまるアレンジのコツ
髪の毛の量が多すぎてポニーテールがうまく決まらない、毛先が広がって変! と悩んでいませんか?
すっきりまとめたくても、毛量が多すぎるとなんとなくもっさりした印象になって、アレンジが難しいですよね。
今回は毛量が多く悩んでいる女性に向けて、すっきりポニーテールにする方法や毛先の広がりを抑える方法を紹介します。
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毛量の多い人がすっきりポニーテールにする方法4つ
まず、すっきりポニーテールにするために工夫したいポイントを紹介します。
毛量や髪質によって相性があるので、すべてを実践すればよいというわけではありません。いちばんきれいに仕上がる組み合わせを探してみてくださいね。
コテで巻く
ストレートのまま一本に結ぶと、髪の毛の多さが目立ってしまうことがありますよね。そんなときは、コテでゆるく巻いてから結ぶのがおすすめです。
毛量が多い場合、すべての毛を巻くと余計にボリュームアップしてしまうので、顔のまわりと表面の毛だけをゆるめに巻くとよいでしょう。
髪の毛が硬い方は特に、あらかじめ巻いておくことでまとまりやすくなります。
ワックスやスタイリング剤を使う
髪を結ぶ前に、ワックスやスタイリング剤をつけてなじませておくことも大切です。まとめやすくなり、髪の毛のボリュームが抑えられます。
毛量が多くて崩れやすいと感じる場合は、キープ力の高いスタイリング剤を選ぶとポニーテールがきれいに持続します。
ひもゴムで結ぶ
輪っかタイプのゴムで結ぶとすぐに緩んでしまう場合や、毛量の多さが目立つケースには、ひもゴムを使うのがおすすめです。
ひもゴムとは名前の通り一本のひものような状態のゴム。きっちり結ぶには30~40cmほど長さが必要なので、100円ショップなどで売られているものを用意しましょう。
毛束をまとめたら3~4周巻き付けて結び、余ったゴムをカットしたら完成です。結びたい位置でしっかり固定されるので、毛量が多い方にはぴったりです。
何回かに分けて結ぶ
いくらスタイリング剤を使って広がらないように努力しても、結局ゴムひとつで結ぶと結び目が太くなってしまいますよね。
結び目が太すぎてすっきり決まらないというのも、毛量が多い方の悩みなのではないでしょうか。
結び目と毛先の広がりが気になるなら、1本のヘアゴムで全部の毛を結ぶのではなく、ヘアゴムを2~3本使ってみましょう。
まずは1回目、上からハーフアップにするイメージで結びます。次に後頭部の毛を取って、1回目に結んだところで結びます。
3段階に分ける場合は、さらに残っている毛を1~2回目と同じ場所で結んで完成です。
髪が多い人におすすめのポニーテールスタイル
ポニーテールといっても、高さやアレンジの方法によっては印象も大きく変わります。
毛量が多い方が簡単におしゃれに見えるポニーテールスタイルを紹介します。
ルーズに崩したローポニー
トップの浮きが気になりやすいなら、低めの位置で結ぶローポニーがおすすめです。
高めに結ぶと毛先の広がりが気になりやすいですが、ローポニーなら広がりが目立たず崩れやすさもありません。
あらかじめルーズに崩しておいたり、毛先を結び目に巻き付けたりすることでこなれ感が出ておしゃれです。
くるりんぱのローポニー
低めの位置でくるりんぱをするだけで、おしゃれなローポニーになります。
両サイドの毛を残しておいてそれぞれくるりんぱを作り最後に一本にまとめると、まるで凝ったヘアアレンジをしているかのようなアレンジローポニーになりますよ!
毛先をゴム隠しをする、あらかじめ髪の毛を巻いておくのもオシャレ度がアップしておすすめです。
玉ねぎポニーテール
一本に結んだあと、少し間隔をあけてゴムで丸いふくらみを作る玉ねぎポニーテールは、毛量が多い方も簡単に可愛くできるアレンジ。
結ぶ位置の高さで印象は変わりますし、ヘアゴムの色を変えたりポニー部分にくるりんぱを仕込んだりしても可愛いです。
ゆるめに巻いてローポニーにすれば、お呼ばれヘアアレンジにもなります。
ポニーテールで毛先が広がらないようにするテクニック4つ
毛量の多い方がポニーテールにしたとき、いちばん気になるのは毛先の広がりではないでしょうか。
ただでさえ髪の毛が多いのにくせ毛だと、余計にボサボサの印象を与えてしまいやすいですよね。
ポニーテールにしたとき、毛先の広がりを抑える方法を紹介します。
毛先をすいたヘアスタイルにする
ヘアカットのときに、毛先をすいてもらうと結んだときのボリュームが抑えられます。
ただし、すきすぎると全体のシルエットが崩れる可能性があるので、注意が必要です。
美容師さんに「髪の毛を結んだときの毛先のボリュームを抑えたい」と伝えて相談してみてください。
スタイリング剤をつける
ポニーテールを作る前にスタイリング剤を全体になじませます。次に、結んだあとにもさらに毛先にスタイリング剤をつけるのもよいでしょう。
ボリュームを抑えるためにはオイルタイプ、ミルクタイプなどのトリートメントを使うのもおすすめです。
トリートメントはまとまりやすくなるだけでなく、コテで巻くときに熱から髪の毛を守ってくれる役割もあります。
ポニーテールの根元に巻き付けてゴムを隠す
ポニーテールを作ったあと、髪の毛を一束とって結び目に巻き付け、ピンでとめましょう。
毛先のボリュームが少し減りますし、ゴムが隠れるのでおしゃれ感を出すことができます。
ヘアアクセサリーを活用する
大きめのシュシュやリボンをつけると、ヘアアクセサリーのボリュームに目が行き、毛先の広がりが目立たなくなります。
ほかにも、ひもやリボンのなかにワイヤーが入っているヘアアクセサリーを活用して、ワイヤーポニーを作るのもよいでしょう。
ワイヤーを巻き付けているので、毛先の広がりも気になりません。ポニーテールにぐるぐる巻くだけで簡単にアレンジが完了します。
髪が多い人におすすめのヘアケア
毛量の多い方は季節問わず広がりやすく、放っておくとケアが行き届いていない印象を与えてしまいます。
しっとりサラサラの髪の毛をキープするには、日ごろの手入れが重要です。髪が多い方におすすめなのは以下のようなケアです。
- ・縮毛矯正やストレートパーマ
- ・美容室でのトリートメントやヘッドスパ
- ・ドライヤーを上から当てる
- ・週に一度はヘアパックする
- ・乾かす前にトリートメントやオイルを塗る
くせが強く扱いにくいと感じるなら、思い切って縮毛矯正やストレートパーマをかけるのもよいでしょう。くせが落ち着いて、広がりが気にならなくなります。
頭皮からケアしてもらえるトリートメント、ヘッドスパは特に毛が硬いタイプの方は効果が見込めるかも。髪の毛の一本一本が柔らかくなり、するんとまとまりやすくなります。
髪を乾かすときは、下からドライヤーを当てるとキューティクルが開いて広がりやすくなるため、上から当てましょう。
髪の毛が多いと最後まで乾かすのが面倒になりがちですが、生乾きのまま放置するとうねりや広がりにつながるので、しっかりと乾かすのがコツです。
ほかにも、週に一度のヘアパック、洗髪後にトリートメントやオイルを塗って保湿するのも忘れずに。
コツを知れば毛量が多くても可愛いポニーテールは作れる!
毛量が多いと、アレンジが難しかったり、どうしてももっさりした印象になってしまったりして悲しいですよね。
しかし、ちょっとしたコツを覚えるだけでポニーテールのアレンジが簡単になります。
日ごろのケアにも気をつけながら、ヘアアレンジを楽しんでみてください。
Text_Akane