Beauty / 2020.12.08
プロが指南! 正しい眉の整え方をマスターして垢抜け顔に♡
マスクをつけることが日常になりつつある近ごろ。マスク装着時は眉と目もとしか見えないことから、いつも以上に眉が顔の印象を左右しますよね。
眉をきれいに整えることで、垢抜けた印象をもたらすことも……♡ とはいえ「どんな眉が自分にしっくりくるのかわからない」「自己流の整え方で自信がない」と悩みを抱えている“眉毛迷子”さんも多いはず。
そこで今回は美眉アドバイザー・玉村麻衣子さんに“しっくり眉”の作り方を指南してもらいました! 初心者さんでもたった5ステップで簡単に似合う眉がゲットできちゃいます。マスク姿でも自信をもてる“しっくり眉”を目指しましょう。
Instagram @rururu_1101
“しっくり眉”の作り方 5つのステップ
まずはしっくり眉を作る、5つのステップを予習!
Step1 眉メイクをした状態でスタート
Step2 眉メイクからはみ出た毛をカット
Step3 毛の長さ・毛量を調整
Step4 メイクオフ&スキンケア
Step5 カミソリで不要な毛を除去
♡ 用意するもの
・スクリューブラシ
・アイブローブラシ
・眉用はさみ
・カミソリ
Step1 眉メイクをした状態でスタート
眉処理をする時にいきなりすっぴん眉で始めるのはNG! すっぴん眉でカットしようとすると、どこまで切っていいのかがわかりにくく、切り過ぎ・剃りすぎの原因に。まずは“眉頭・眉山・眉尻”の基本位置をおさえて左右のバランス◎な眉メイクをしましょう♡ 眉尻は眉頭より下がらないようにするのがポイントです。
♡ 眉頭・眉山・眉尻の基本位置
眉頭……小鼻のくぼみの真上
眉山……黒目の外側のフレームから目尻の間 ※ストレート眉の場合
眉尻……長め眉の場合は、小鼻と目尻を結んだラインの延長線上
短め眉の場合は、口角と目尻を結んだラインの延長線上
おすすめビューティツール
(左)cosmeup スクリューブラシ ¥500(税抜)
持ち運びも便利なキャップ付きのスクリューブラシ。眉メイクをきれいに行うためには、毛流れを整えてから描くのがポイントです。
(右)cosmeup 熊野筆 アイブローブラシ ¥700(税抜)
バジャー毛を使用したアイブローブラシは、コシが強く毛先が細くなっているため、初心者さんにも扱いやすい!
Step2 眉メイクからはみ出た毛をカット
ステップ1で“眉頭・眉山・眉尻”の基本位置を確認して、眉メイクをしたら、眉メイクからはみ出た毛が上下にあるのがわかると思います。この眉メイクからはみ出たところこそが不要な毛! まずは眉用のはさみを使用して、不要な毛を根元から短くカットしていきましょう。
Step3 毛の長さ・毛量を調整
眉の長さを整える時のポイントは、眉全体を均一の長さにカットしないこと。一見、正面から見ると毛が短くなって整ったように見えますが、横から見るとチクチクとたわしのように見えたり、地肌が悪目だちしたりすることも……。
コームを使って眉を下から上に持ち上げ、コームの背の部分のラインと眉の上の輪郭を合わせます。
コームからはみ出た毛を眉用はさみでカットすることで、不要に長い毛のみ簡単に切ることができます!
おすすめビューティツール
クシ付きマユハサミDX ¥900(税抜)
通常は眉用はさみとコームを使って両手で眉をカットしますが、初心者さんにはなかなか難しい……。こちらは、はさみの片側にコームがついているので片手で簡単に毛の長さを整えることができる便利アイテム。
♡ 濃い眉さんにおすすめ眉用“すきはさみ”
眉の濃さが気になる方は、このタイミングですきはさみを使って気になる部分を何度かカットして調節をしましょう。実は最も太くて長い毛が密集しているのは、黒目の上部分。黒目の上部分の眉を1~2回カットするだけで、眉をすき過ぎることなく軽い印象に仕上げることができます。
おすすめビューティツール
眉スキハサミ ¥1,000(税抜)
眉用の小ハサミをスキハサミにした独自形状のハサミです。小さなスキ刃が付いていて、
少しずつ眉の濃さを整えられるので、ナチュラルで理想の眉をつくることができます。
Step4メイクオフ&スキンケア
眉メイクをしている理想の眉に沿って形を整えたら一度クレンジング&洗顔をして眉メイクをオフしましょう。ここでのポイントは、メイクを落とした後、次のステップに進む前にしっかりと化粧水や乳液で肌を保湿してあげること。
Step5カミソリで不要な毛を除去
スキンケアをした後、ステップ2で短くカットした不要な毛をカミソリで剃っていきます。カミソリを持っていない方の手でこめかみ部分を軽くひっぱって、肌を張った状態でカミソリを当てるのがポイント。肌の凹凸がフラットになり、スムーズにカミソリを当てることができます。
眉尻の外側や眉下の毛は、うぶ毛がなくなるだけでも目元がパッとワントーン明るく見えるため、しっかり処理するのがおすすめ! 剃った後の肌は敏感な状態だから、しっかり保湿することを忘れずに。
♡ 眉剃りの正しい方向をチェック
眉上……上から下に
眉尻……斜め上から下に
眉下……上から下に
毛抜きで抜くのはNG?
毛抜きで広範囲の毛を抜いてしまうと、肌への負担が心配……。そのため気になる部分だけピンポイントで毛抜きを使用するのがおすすめです! カミソリの使用と同じようにこめかみの部分を横に引き、肌をピンと張った状態で抜くことで、負担を抑えることができます。
顔全体のうぶ毛ケアはどれくらいの頻度でするべき?
顔のうぶ毛は約1ヶ月に1回の頻度でケアするのが◎。顔を覆っている不要な毛がなくなり、肌の色をワントーン明るく見せることできます! さらにファンデーションが密着しやすくなったり、化粧水や美容液が肌になじみやすくなるなど、普段のメイクやケアでも嬉しいことがたくさん♡
教えてくれたのは……
美眉アドバイザー 玉村麻衣子(たまむらまいこ)さん
アイブローの技術者資格『Browtist®(ブロウティスト®)』保有。国内大手化粧品会社でのメイク・エステ講師、美容ライターを経て、現在は眉のスペシャリスト“美眉アドバイザー”として活動中。「眉は表情を生み出し、印象を変える大切なパーツ」という理念のもと、人の筋肉や骨格に基づいたアイブローデザインやアイブローメイクのポイントを、眉メイクレッスンや雑誌の監修、執筆活動などを通じて紹介している。
Instagram:@maiko_tamamura
公式ブログ:https://lineblog.me/maiko_tamamura/