Beauty / 2020.10.27
【皮膚科医に聞いた!】マスクによる肌荒れを改善する方法って?
紫外線ダメージだけでなく、マスク生活で肌に大きな負担をかけているこの時期。気になる疑問やお悩みに、髙瀬先生が答えてくれました!
\教えてくれたのは……/
皮膚科医 髙瀬聡子先生
「ウォブクリニック中目黒」総院長。治療はもちろん、肌に関する書籍の監修やドクターズコスメのプロデュースなど幅広く手がける。
Q.朝と夜、洗顔はどちらのほうが重要?
A.夜の洗顔は必須。ただし、肌悩みによっては朝の洗顔も必要です
洗顔の役割は、古い角質、皮脂や汗、ほこりや大気中の汚染物質などを洗い流すことなので、圧倒的に夜のほうが重要。朝は自分の肌悩みやスキンタイプに合わせて洗顔方法を選びましょう。どちらも重要なのはしっかり泡立てて優しく洗うこと。
Q.メイクのノリが悪いときは、どうしたらいい?
A.角質ケアと保湿に重点を置くのが◎
この時期にメイクのノリが悪くなる原因の多くは、角質肥厚と乾燥。紫外線で肌表面の角質が厚くなり、肌がゴワついてしまうのに加えて、クーラーの効いた部屋に長くいることで、乾燥が引き起こされていると考えられます。角質ケアコスメで蓄積した古い角質を取り除き、スチーマーでしっかり保湿をすることで改善できるはず。
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Q.マスク生活での肌荒れ対策は?
A.素材、 換気、 洗顔に意識を向けましょう
マスクで肌荒れが起きる原因は主に3つ。ひとつ目は、摩擦による炎症。マスクの素材を布やウレタン、ガーゼなど肌に優しい素材に変えましょう。ふたつ目は、内側が蒸れたことによる雑菌の繁殖。同じマスクをずっと着けずに、こまめに換気をし、汗をかいたらマスクを外して拭うこと。3つ目は毛穴の開きやざらつきにつながる皮脂分泌過多。この場合は、酵素洗顔やピーリング洗顔で古い角質が溜まらないようにケアすることで、肌荒れを多少軽減できます。
Edit&Text_Nasumi Takahashi