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Column / 2018.02.18

週末トリップ、ドレスデン、花とこだわりの街。

今週末、なにをしようかな。
まだまだ、見足りないプラハ。郊外の散策はマストとして、チェコはヨーロッパの中心。
お隣さんである、ドイツやオーストリア、スロバキアも3〜4時間あれば全然いけてしまう距離。
チェコにきてまだ数日ではありますが、
実は、自由に使える時間はそんなに多くはありません・・・

でも、行ける時に行ける場所にいかないでどうする?

ということで、週末を利用してドイツ・ドレスデンに日帰り旅行を決行しました。

チェコ・プラハ本駅から電車に揺られて2時間半ちょっと。
ウエハースをポケットに突っ込んで、朝一番の電車に飛び乗りました。

ドレスデン、到着!

こじんまりと懐古的な雰囲気のプラハの街をすぎ、
のどかな田舎風景を通って、ドイツへ。

朝焼けに負けないくらいに、車窓の風景がとっても素敵。
綺麗すぎて、写真を撮るの忘れて見惚れていました・・・
列車の旅ならではの景色です。

ドレスデンは都会でした、プラハと比べてかなり。

どこか堅実な感じのする、いい意味でイメージ通りの街だけど
カチッとした建築の中のある遊び心のデザイン!
こういうの見つけるときゅんとします。ギャップ萌え、みたいな。

お洒落なお店というよりは、こだわりを感じるお店が多く、店員さんとお店がすごく響き合っていました。働いてる人が親切、英語も聞き取りやすくジェスシャーで一生懸命説明してくれます。
自分のセンスや仕事に誇りを持っているような感じ。
そういう国民性なのかなあと、ときめきました。

そんな中でも特にこれは!と思ったセレクトショップを紹介します。

ドレスデン新市街の芸術村「クンストホーフ・パッサージュ」近くの
お花屋さん兼セレクトショップ。

机から、花瓶から、棚から、組み合わせがいちいち可愛い・・・!


お花を買った先の、飾り方や家でもレイアウトまで想像できる素敵なショップです。
店主さんも写真撮影を快く引き受けていださる素敵な人でした。

確かにこんないいお店をもてたら誇らしいだろうなあ、

3時のおやつは自家製クレープ。チーズケーキと並ぶ、ドレスデン名物らしい。
素朴な甘さと、もちもち厚めの生地は紅茶によく合う。

もちろん、ドイツ料理大定番であるソーセージもいただきました。油が乗っていて美味しい!
「こだわり」という伝統が生きる街、ドレスデン。
一日だけでしたが、とても充実した時間を過ごしました。。

キリッとした寒さと曇り気味の空がその魅力を引き立てているようで、
なんとも穏やかな週末旅行です、弾丸でも行く価値あり。

琴線に触れる何かが見つかると思います。

ドレスデンで一日過ごしたことで、視点が少し変わったような気がする。
これからプラハの街の魅力を再確認して、新しい発見ができたらいいな、
なんてことを考えながら帰り道につきました。            あしたはどこに行こうかな。

 

自己紹介
20歳の美大生、睡です。( ミスiD2018大森靖子賞受賞 )
四月まで、3カ月間チェコのアトリエでインターンをしています。
プラハ近郊と周辺国のリアルを、長期滞在ならではのゆる〜い感覚と感性でお届けします。