bis

bis

Column

Column / 2018.03.17

高橋コレクション|顔と抽象−清春白樺美術館コレクションとともに

日本を代表するアートコレクターである精神科医・高橋龍太郎氏は、これまで国内外19会場でコレクションの展覧会を開催し、その重要さが認識されています。
これまでに高橋氏が収集した2800点以上にも及ぶ作品の中から、「顔と抽象」 をコンセプトに高橋氏自身が選定した現代美術55作家・69作品と、当財団で所蔵している日本の洋画・近代美術 16作家・39作品、計71作家・108作品を清春芸術村内の清春白樺美術館、光の美術館、梅原龍三郎アトリエにおいて同時に展示。清春白樺美術館では 「顔」を題材にした作品を、光の美術館においては抽象画を、また梅原龍三郎アトリエでは梅津庸一&パープルームによる作品が見ることができる。高橋コレクションの原点である草間彌生にはじまり、村上隆、奈良美智、会田誠、森村泰昌、荒木経惟など、これまで高橋氏が集めた日本を代表するアーティストの作品と、当財団 所蔵作品とが織りなすダイナミックな展示構成はぜひ訪れてみたい。

 

■出品作家

会田誠、青山悟、赤塚祐二、淺井裕介、荒木経惟、有島生馬、衣川明子、伊勢周平、磯邉一郎、梅津庸一、梅原龍三郎、岡崎乾二郎、落合多武、ob、風間サチコ、加藤泉、河野通勢、岸田劉生、清川あさみ、草間彌生、小出ナオキ、興梠優護、児島喜久雄、小西紀行、小林正人、小林孝亘、合田佐和子、近藤亜樹、齋藤彩、佐藤姿子、佐藤允、里見弴、塩田千春、志賀直哉、ジャン・コクトー、ジョルジュ・ルオー、菅井汲、杉本健吉、鈴木金平、高橋大輔、橋爪 彩、鷲見麿、田口和奈、辰野登恵子、戸田沙也加、富田直樹、堂本右美、中川一政、中野浩二 、中村一美、長與善郎、奈良美智、バーナード・リーチ、原田健司、彦坂尚嘉、藤原裕策、舟越桂、町田久美、松井えり菜、水戸部七絵、武者小路実篤、村上隆、森村泰昌、森山大道、安田靫彦、山口はるみ、山田正亮、横尾忠則、李禹煥、若山為三、脇田玲

 

トークイベントも開催

・2018年4月8日(日) 登壇者:会田誠、高橋龍太郎
・2018年4月15日(日) 登壇者:藤巻亮太、高橋龍太郎

 

登壇者

高橋龍太郎:精神科医、医療法人社団こころの会理事長。1997年より日本の現代アートを中心に作品収集を始め、そのコレクションは質・量ともに国内随一のものである。日本を代表する現代アートコレクターであり、これまで全国各地でコレクション展を開催している。
会田誠:現代美術家、1965年新潟県生まれ。1991年東京芸術大学大学院美術研究科終了。絵画の他、写真、立体造形、パフォーマンス、小説など社会に対する風刺やアンチテーゼを含んだ作品を発表するなど多岐にわたり活動。主な展覧会に「会田誠展: 天才でごめんなさい」 (森美術館)など個展、グループ展を多数開催。
藤巻亮太:ミュージシャン、1980年山梨県生まれ。ロックバンド、レミオロメンのボーカル兼 ギターとして活動。「3月9日」、「粉雪」など数々のヒット曲により、多くの人に支持され続けている。2012年、レミオロメンの活動休止後はソロ活動を開始し、音楽以外にも幅広く活動中。

 

■開催要項

会期:2018年3月18日(日)~5月6日(日)
内覧会・オープニングレセプション:2018年3月18日(日) 11時−13時
会場:清春白樺美術館、光の美術館、梅原龍三郎アトリエ
開館時間:10時−17時(入館は16時30分まで)
入館料:入村料として 一般1500円(1400円) 大高生1000円(900円) 小・中学生入館無料 ※()内は20名以上の団体料金